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エフェメラ

ティロゼム


注目の商品

 フランスにおけるジャポニスム アール・ヌーヴォーのかんざし 萩に流水文 116 x 86 mm フランス 20世紀初頭頃

 三色菫と葡萄の葉 真鍮とガラスの小さな額 フランスのアンティーク品 100 x 55 mm 十九世紀中頃または後半

 ベル・エポックのフランス クリスタル・ガラスのアンティーク・ヴィトリン 陳列展示用小箱 88 x 63 x 57 mm フランス 十九世紀後半から二十世紀初頭

 「ムジカ(音楽)」ロシア、パレフの卵白テンペラ漆塗り小箱

 佐藤恵美作 メゾティント 「ガーデニア 」(くちなし) "Gardenia"



その他のアンティーク美術工芸品 other antique artifacts

【絵画と額】

 アンティーク細密肖像画 日本のかんざしを着けた女性像 フランスにおけるジャポニスム 楕円形の小さな額入り 19世紀後半

 アンティーク細密画 トーマス・ローレンス作 「カルマディの子どもたち」 フランス 19世紀後半から20世紀初頭頃

 アンティーク細密画 ラファエロ作 「鶸(ひわ)の聖母」 フランス 19世紀後半

 最高水準のアンティーク細密肖像画 薔薇と真珠の令嬢 フランス 19世紀

 稀少なガラス絵 細密点描画とスフマートによるブリュネットの美女 フランス 1900年頃

 リモージュの手描きエマイユ 「青の聖母」 27 x 24 x 5 cm フランス 20世紀中頃


 稀少な新品 曲面ガラス付 フランス製アンティーク額 19世紀末から20世紀初頭

 三色菫と葡萄の葉 真鍮とガラスの小さな額 フランスのアンティーク品 100 x 55 mm 十九世紀中頃または後半


【写真とその関連品】

 総革装のアンティーク・アルバム 50枚収納 153 x 120 mm フランス 1880年代頃


【工芸品】

          



20世紀の写真やイラストなど 20th century prints and photos

   



現代の版画と写真

エドナ・ハイベル Edna Hibel セリグラフとリトグラフ

 エドナ・ハイベル (Edna Hibel, 1917 - ) はアメリカの女流画家です。可憐な女性や子供を描いた作品は、ブラジル、ロシア、コスタリカ、中国の国立美術館を含め、欧米各地の美術館で展示されているほか、ハーヴァード大学、ボストン大学、デトロイト美術館 (the Detroit Institute of Arts, DIA) 等にも収蔵されています。

      



門坂 流 エングレーヴィング、ドライポイント

 銅版画。門坂氏は現代では数少ないエングレーヴィング作品、及びドライポイント作品の名手です。

  



佐藤 恵美 メゾティント、カラー・メゾティント

 可愛い猫の銅版画で知られる佐藤恵美さんの作品です。メゾティントの特性を活かした表現により、猫のふわふわした手触りや温かみが伝わってきます。

                         


その他の作家 リトグラフ、木版、エッチング、シルバー・ゼラチン・プリント

         



20世紀の工芸品

ロシアの漆塗り小箱

 ロシアで製作される数々の工芸品のなかでも最も美しいもののひとつに、漆塗りの小箱があります。パピエ・マッシュ(紙を幾重にも重ねた素材)に漆を塗り、手作業で細密画を描き込んでゆきます。
 ロシアの漆塗り工芸は帝政時代から存在していましたが、現在ではフェドスキノ、パレフ、ムステラ、ホルイの4箇所で製作されています。パレフ、ムステラ、ホルイでは卵白に絵の具を溶かすテンペラ画が製作され、民話などのモチーフに適した明るい色調の作品となります。これに対してフェドスキノでは油彩が使用され、落ち着いた色調の優雅でクラシカルな写実的作品が生まれます。

フェドスキノの小箱

 4箇所の村のうち最も古い技術が継承されているのはフェドスキノです。18世紀終りにモスクワの商人P. コロボフが漆塗り工芸の工房をつくり、19世紀に入ってこれを継承した娘婿のP. ルクーチンとその息子アレクサンデルの時代に最盛期を迎えました。彼らの工房は1904年に閉鎖されましたが、その後になってルクーチン工房の職人たちがフェドスキノに職人組合をつくったのが、現在の漆塗り工芸のはじまりです。フェドスキノ漆工芸の初期には彩色エングレーヴィングが使われていましたが、後にはイタリア、オランダの風景画や中国の風俗画、さらにロシアの主題が描かれるようになりました。
 フェドスキノで製作される細密画には3層ないし4層、最大で6層の油彩と、7層の漆が使われます。一部分を油彩で描いては漆を塗って磨き、次の部分を油彩で描いては再び漆を塗って磨く、という作業を繰り返すのです。このように幾層にも重ね塗りすることにより、絵の色彩に深い輝きが生まれるとともに、日常使用に耐える丈夫な工芸品が生まれます。

       

パレフとムステラの小箱

 ロシアの漆塗り小箱は、初めはフェドスキノで作られていましたが、1923年以降、パレフ、ムステラ、ホルイでも製作されるようになりました。これら3つの村では1656年から1917年までイコン(ロシア正教の聖画像)が製作されていましたが、共産主義政権になってイコン製作が禁じられると、多くのイコン作家たちが小箱の製作に転換したのです。

 これら3つの村で描かれる絵は卵白を使用したテンペラ画で、鮮やかで明るい色彩が大きな特徴です。絵のテーマはプーシキンの作品や民話から取られたシーンが多く、ラスコーリニキ(ロシア正教会のなかでも古い信仰と形式を守る分離派)のイコンの技法が使われ、描かれる人物の首をかしげて踊っているようにも見える姿勢や細い手足にも、ラスコーリニキのイコンの影響が色濃く残ります。また細かい金色の線を多用することも特徴で、蓋に描かれた画面の中のみならず箱の側面も金色の線で美しく飾られます。またムステラとホルイの箱は、絵の背景に、しばしば黒ではなくパステルカラーが使われます。

 油彩を施したフェドスキノの漆塗り小箱と同様に、卵白テンペラを施したパレフ、ムステラ、ホルイの宝石箱は輝くように美しく、コレクターの羨望の的です。これらの小箱はいずれもロシアが世界に誇る優れた工芸品となっています。

パレフ

  

ムステラ

  



その他の工芸品 1900年頃から現代まで

 スイス、リュージュ社製 72弁シリンダー・オルゴール 現代




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