近世の小聖画
die Kupferstiche der frühen Neuzeit
クラウバー兄弟をはじめとする作者による小聖画。コッパープレート・エングレーヴィングなど。いずれも稀少品です。
純粋な美術品ではなく信心具としての性格を併せ持つ聖画は、古い様式を保持して制作される保守的な傾向があり、十九世紀半ば頃に制作された聖画であっても、あたかも十八世紀のような様式に基づく作例が見られます。 このページには十八世紀の作風による十九世紀中頃までの作品を含みます。したがってここで言う「近世」は厳密な史学用語の「近世」ではありません。 |