ミハイル・ヤンポルスキー
Michael Jampolsky/Jampolski, 1874 - 1957
メダイユ彫刻家ミハイル・ヤンポルスキー(Michael Jampolsky/Jampolski, 1874 - 1957)はウクライナのキーウに生まれました。メダイユ彫刻の本場であるフランスに活躍の場を求めてパリに移り住み、ダニエル=デュピュイ(Jean-Baptiste Daniel-Dupuis, 1849 - 1899)とユベール・ポンカルム (Francois Joseph Hubert Ponscarme, 1827 - 1903)に師事しました。1894年から
95年にかけて国立装飾美術学校 l'École nationale des arts décoratifs(現在の国立高等装飾美術学校 l'École
nationale supérieure des arts décoratifs)に在学後、サロン展には 1896年の浮き彫り「アテナ」を皮切りに、1915年までほぼ毎年出品しています。1896年の「ジャンヌ・ダルク」、1897年の「ウィルゴー・プリッシマ」(羅
VIRGO PURISSIMA いと清きおとめ)、「わが母ロシア」(Russia, ma mère)、1898年の「キリスト」「ディアナ」の他、「竜を倒す聖ゲオルギウス」(St
Georges terrassant le dragon)もよく知られています。