大粒パールの上品な華やぎ 《ゴールド・リップ白蝶真珠のピアス式イヤリング 直径十三~十四ミリメートル》 十八金のポストとキャッチを採用



 ほぼ球形のゴールド・リップ白蝶真珠で作ったピアス式イヤリング。直結タイプのポストは十八カラット・イエロー・ゴールド(十八金)製です。キャッチは十八金にシリコンゴムを被せています。白蝶真珠は無調色で、ひとつは直径十三ミリメートル、もうひとつは直径十四ミリメートルという大きなサイズです。ポストとキャッチはいずれも日本製で、金の純度が刻印されています。



 白蝶貝(Pinctada maxima)はアラフラ海から珊瑚海、フィリピン周辺、アンダマン海(ミャンマー沿岸)を中心に分布し、貝殻内側の縁の色によってゴールド・リップとシルバー・リップの二つに分かれます。ゴールド・リップと呼ばれる白蝶貝は金色の有色真珠層を持ち、これが貝殻内側の縁に露出しています。真珠は貝殻の真珠層と同じ構造ですから、ゴールド・リップ白蝶貝の真珠はひとまず金色の真珠層に被われます。本品はこのようにしてできた金色の真珠で、染料で金色に着色したのではありません。



 近年のあこや真珠の養殖期間は、およそ一年半です。養殖あこや真珠の真珠層はめっきのように薄いので、表面は滑らかです。いっぽう白蝶真珠や黒蝶真珠は養殖期間が長いので、真珠層の表面に凹凸が生じやすい特徴があります。しかるに本品は研磨処理を行っていないにもかかわらず表面は平滑であり、全体の形状もほぼ球形です。あこや真珠のような人為的染色も行われておらず、貝が生み出した自然のままの状態です。




(上) 西表島で養殖されているシロチョウガイ


 シロチョウガイの学名ピンクターダ・マークシマ(Pinctada maxima)は最大のアコヤガイという意味で、その名の通り、アコヤガイ属のなかで最も大きな貝です。シロチョウガイの成長した個体は、殻の直径三十センチメートル、片側の重量五キログラムに達します。真珠の大きさは核の大きさに準じますが、シロチョウガイからはアコヤガイでは作れない大きさの真珠を得ることができます。

 あこや真珠の直径はほとんどの場合七ミリメートル台ですが、本品は十三ないし十四ミリメートルの直径があります。球の直径が二倍なら、ボリューム(体積)は八倍になります。あこや真珠に比べると、本品ははるかに大きなサイズです。





 シロチョウガイからいっそう大きな真珠を得るために、最初の真珠を取り出した後、その時点で大きく成長している真珠袋に元の真珠の大きさほどの核を挿入し、養殖を継続することがあります。この操作をセカンド・オペレーションと呼びます。セカンド・オペレーションを行えば大きなサイズの真珠を得られますが、二度目の真珠を作る際には貝が真珠層を形成する能力が弱っているために、厚い真珠層はできません。

 真珠の価値は大きさではなく、照り(艶)によって決まります。優れた照りの必要条件は、真珠層が厚いことです。本品はファースト・オペレーションの真珠(最初に得られた真珠)ですので、真珠層が厚く、優れた照りを有します。





 本品の真珠は上品なシャンパン・ゴールドですので、白蝶真珠のペンダントやネックレスと合うのはもちろんのこと、異素材のジュエリーと組み合わせても違和感はありません。本品はどのような機会にも堂々と着用できる高品質の白蝶真珠であり、日々ご愛用いただけるピアス式イヤリングに仕上がっています。





本体価格 46,000円

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




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