王朝の栄華をしのばせるバロック・パール 虹色淡水真珠のペンダント クラシカルな銀製環に、CZ六石入り 38 x 16 mm


自然に吊り下げたペンダント全体のサイズ 縦 38 x 横 16 mm ※可動式の環を含む。

 最大の厚さ 14 mm  重量 7.0 g



 七色の真珠光沢が美しい大粒の淡水真珠を、そのままペンダントに仕立てました。環は国産のスターリング・シルバー製で、ミル打ちを模した繊細な細工を施し、キュービック・ジルコニア六石をはめ込んでいます。大粒の真珠とクラシカルな環の組み合わせは、十八世紀、十九世紀の皇女や王女たちが身に着けた天然真珠のペンダントを思わせます。





 本品に使われているのは、浙江省の淡水真珠です。淡水真珠は核を入れずに作る場合も多いですが、本品には淡水二枚貝の核が入っています。本品は大きなサイズですので、シロチョウ真珠に入れるのと同様に大きな核が採用されています。

 淡水産養殖真珠の特徴は、海産養殖真珠に比べて養殖期間が長いゆえに真珠層が厚く、優れた照り(艶)を有することです。海産養殖真珠の養殖期間は短く、あこや真珠はおよそ七か月、長い場合でも一年半で浜揚げされます。それゆえ海産養殖真珠は体積の九割が核で、あこや真珠の場合、真珠層の厚みは一ミリメートルもありません。一方、淡水真珠はあこや真珠よりもはるかに長い時間をかけて養殖され、真珠層は格段に厚くなります。本品の場合、養殖に五年を費やしています。本品は長い期間に亙って養殖されているため、球形の核が入っているにも関わらず、不定形なバロック・パールとなっています。





 上の写真は本品を男性店主の手に乗せて撮影しています。女性が本品の実物をご覧になれば、写真よりもひと回り大きなサイズに感じられます。







 養殖真珠が未だ登場せず、天然真珠しかなかった時代には、真珠はすべてバロック・パールでした。メキシコ湾から見つかったラ・ペレグリナ(西 la Peregrina さすらい女、巡礼女)というバロック・パールは、形もサイズも本品によく似ています。ラ・ペレグリナは 2011年 12月にサザビーズで競売にかけられ、およそ九億二千三百万円で落札されました。本品のようなサイズの真珠が手に入るようになったのは真珠養殖のおかげですが、同じ物が存在しない一点ものの魅力は、天然真珠の時代から変わっていません。

 本品の重量は七グラムで、五百円硬貨とちょうど同じです。大きな真珠を連ねたネックレスは重いですが、本品の真珠は大粒とはいえ一個ですので、負担なくご愛用いただけます。真珠光沢は撮影が難しく、写真では再現できません。本品の実物は写真で見るよりもずっと美しく、お買い上げいただいた方には必ずご満足いただけます。





ペンダント・トップの本体価格 25,000円

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




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