七つの悲しみの聖母のシャプレ
chapelets de Notre-Dame des sept douleurs
七つの悲しみの聖母のシャプレ(仏 chapelet de Notre-Dame des sept douleurs)は、1240年頃にフィレンツェで設立された聖母のしもべ修道会(羅 ORDO SERVORUM BEATAE MARIAE VIRGINIS)で使用されます。このシャプレにおいては七個のビーズが「週」と呼ばれる連となり、これが七連(七週)連続して環をなします。
クラウン(環状の部分)には七枚のメダイが使われる場合があります。それぞれのメダイの片面には、聖母の七つの苦しみ(シメオンの預言、
エジプトへの逃避
、神殿でイエスとはぐれたこと、カルヴァリの丘に向かうイエスに会ったこと、イエスの磔刑、
イエスの降架
、イエスの埋葬)の図柄が刻まれ、もう一方の面には、心臓を七本の剣で刺し貫かれた
悲しみの聖母(マーテル・ドローローサ)
が刻まれます。
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聖母のしもべ会 七つの悲しみの聖母のシャプレ アルミニウム製メダイユに黒い木製ビーズ 全長 47.5 cm イタリアまたはフランス 十九世紀末頃
聖母のしもべ会 七つの悲しみの聖母のシャプレ 全長 52.5 cm 白木のビーズによる素朴で重厚な作例 フランスまたはイタリア 二十世紀中頃
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