「サンタ・マリア・デ・グアダルペ」(西 Santa María de Guadalupe グアダルペの聖なるマリア)または「ヌエストラ・セニョラ・デ・グアダルペ」(西
Nuestra Señora de Guadalupe グアダルペの聖母)は黒い聖母で、ロマネスク様式による十二世紀の木像ですが、伝承ではコンスタンティノポリスからスペインに運ばれてグアダルペの山中に秘匿されたとされています。聖母像が地中から発見された場所には、聖母のお告げにより、グアダルペ修道院が建設されました。グアダルペ修道院はスペインで最も重要な文化財のひとつであり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。グアダルペの聖母は全スペイン世界の女王(Reina
de las Españas)、すなわちスペイン本国及びスペイン語を使用するすべての国の守護聖女(Patrona de la Hispanidad)です。