4月28日 木曜日
今週は所用の外出が多くて、7日のうち3日くらいしか営業できません。今日も開店できないまま夜になってしまい、営業を諦めました。心なしかスタッフも退屈そうです。
先日、商品を発送しようとして持ち上げた箱がやたらと重いので、中身を確かめると、迪彦が入っていました。当店から荷物を受け取られる方は、スタッフが入っている場合があるのでご注意ください。
今日も別の箱を置いていると、案の定、スタッフが入っています。ぐみちゃんです。
ぐみが出ると、別のスタッフ、裕ちゃんが入りました。
カバンの上で寝る迪彦。この状態だとカバンに入れたまま外出することはありませんが、スタッフが中に入っていることもよくあります。でもたいていはカバンが膨らんでいることと、重さで気付きます。
下の写真は、アンジェリカです。アンジェリカはなぜか箱や袋に入りません。
4月12日 火曜日
うめちゃん。
りりちゃん。
バービーちゃん。
向かって左から、ひろちゃん、よっちゃん、ともちゃん。このテーブルは朝日が当たるので、午前9時頃まではいちばんの人気スポットです。
その下は、アンジェリカ。
4月1日 金曜日
当店のスタッフの中でも隆志は特に大柄なので、セキュリティ部門を主に担当しています。腕時計の風防交換の際、他のにゃんこが来て部品をかきまぜないように見張っています。
隣のマンションに面した窓際で監視活動に従事していた隆志が、警報を発令しました。確認すると、当店の排他的にゃんこ領域に、よそのにゃんこが入ってきています。
戦闘が始まるといけないので、窓を閉めました。
このにゃんこはよく舌を出しています。先日午前2時頃にやってきたときも、舌を出していました。
深夜でも明け方でも、どんな時間に来てもいつも店主がいるので、不思議に思っているかもしれません。
ところで放射性物質が付着した食品について
前回の日記に書きましたが、今日
こんな記事を見つけました。早稲田大学の大槻義彦名誉教授と東京工業大学の松本義久准教授のおふたりが、私と同じ意見を述べておられるようです。
今回問題になっている放射性同位元素について、量と半減期が分かっているのですから、被災地の農産物が安全であるのは、簡単な積分計算さえすれば誰にでもわかります。本来はわざわざ物理学者の意見を聞くまでもなく、まったく自明なことです。物理と数学の基礎学力さえ無いらしい政治家に、皆さまは惑わされないでください。
今回の地震と原発事故では、東北地方で事業を営む経営者と従業員が気の毒でなりません。事業所が全壊を免れたのに、風評被害や景気のさらなる後退で廃業を余儀なくされる方もあり、事業所が全壊した方と同じく気の毒です。また長期に亙る景気後退が恐ろしく、戦慄を感じます。せめて人間的要因によって起こる被害は食い止めなければなりません。
当店は神戸にあります。私の自宅周辺は本来すべての区画に住宅が建っていた場所ですが、阪神大震災以来、半分くらいの区画が空き地になり、そのまま放置されています。阪神大震災以来16年も経ちますが、景気がなかなか良くならないために、住宅を再建できないのです。
ましてや阪神大震災を上回る規模の災害に見舞われた被災地は、いまの景況が改善しないままならば、元の状態に戻るのに数十年を要するであろうことは容易に想像できます。実際にそうならないために、復興のスピードを少しでも早めるために、皆で協力し合って消費を盛り立てましょう。
被災地に遠慮は無用です。消費を自粛すると不況が長引き、不況が長引くと神戸の二の舞になります。レジャーや買い物を楽しみましょう。お金は社会の血液です。人体に喩えると、消費を控えることによってお住まいの地域が梗塞を起こし、それが他の地域へと波及してゆきます。被災地も復興できません。被災地に配慮するのであれば、消費を自粛するのではなく、できるだけ物を買ったり、外食したり、旅行に出掛けたりしましょう。
事業を経営していると、景気はまさに「気」、つまり社会の雰囲気であるということを、肌で実感いたします。社会の雰囲気が明るくなれば、景気は必ず好転します。社会の雰囲気が暗くなれば、不況が長引きます。景気と社会の雰囲気は、まったく同一のものなのです。ですから、被災地をはじめ日本全体を明るい雰囲気にするために、それぞれお住まいの地域で生活を目いっぱい楽しんでください。
先日の日記にも書きましたが、神戸が震災で壊滅状態に陥ったとき、私も他の被災者も、「自分たちがこんなに不幸な目に遭っているのだから、他の地域の人たちも一緒に不幸になってほしい」などとは思いませんでした。日々生きて行くのに精いっぱいで、他の地域の状況にまで目を向ける余裕が無かったというのが正直なところですが、仮に他の地域の人たちが楽しく生活しているのを見たとしても、妬(ねた)みや不満を感じることなど無かったでしょう。他の地域の経済が健全であってこそ、自分たち被災者に直接、間接の助けが与えられて、復興が成し遂げられ得るのですから。被災しなかった地域の繁栄は、被災者にとって歓迎すべきことであって、決して妬みや不満を生むようなことではないのです。私が「被災地に遠慮は無用」と書いたのは、そのような意味です。
遠慮と配慮は違います。消費を盛り立てることこそが、被災地への配慮です。消費活動の自粛は、何の効用も無く何の薬にもならない毒物でしかありません。他地域の消費が低迷すれば、被災地はいっそう苦しむだけです。
私は事業家ですので、日本経済の復興がやはり最大の関心事です。被災地のホウレンソウや牛乳が手に入れば、ためらわずに摂取し、お住まいの地域でレジャーや買い物を普段通りに楽しんでください。
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