(上) 一方の面

(下) もう一方の面















ヴィンテージ未使用品 聖母を象る百合の花 《煌めく生命のフルール・ド・リス 23 x 17 mm》 エマイユ風装飾の美麗ヴィンテージ・ペンダント フランス 二十世紀中頃または後半


上部の環を除くフルール・ド・リス本体の高さと幅 23 x 17 mm

最大の厚さ 4 mm  重量 3.1 g



 数十年前のフランスで作られたフルール・ド・リスのペンダント。ヴィンテージの未使用品です。分厚い金属製ペンダントを、エマイユを模した硬質アクリルで装飾しています。ペンダントの両面は同一意匠に基づき、同じ丁寧さで仕上げられています。





 フルール・ド・リス(仏 fleur de lys)はフランス語で「百合の花」という意味です。フルール・ド・リスは古代以来非常に長い歳月をかけて発展した意匠であり、もともと何の植物を表したものであったのか判然としませんが、フランスにおいては百合の花と捉えられました。百合は聖母の象徴であるゆえに、聖母に守護されたブルボン王朝とフランス王国の象徴でもあると考えられて、フランスのイメージと強く結びつきました。





 本品はフランスの品物であるゆえに、フルール・ド・リスはフランスを象徴しています。しかしながらフルール・ド・リスは決してフランスの専有物ではなく、よく知られるところではフィレンツェの象徴でもあります。フィレンツェというイタリア語の都市名はラテン語のフロレンティア(羅 FLORENTIA 花の都)に由来しますが、この場合の花とは百合の花を指します。





 本品のエマイユ様(よう)細工には、紙吹雪を思わせる金色のインクルージョンが数多く含まれており、ペンダントが揺らめくたびに、チカチカと光を躍らせます。エマイユ様細工の色は生命を象徴する緑ですが、透明感ある緑の生命は躍る金の光に強められ、本品ペンダントの百合の花を一層美しく咲かせています。





 上の写真は本品を男性店主の手に載せて撮影しています。女性が本品の実物をご覧になれば、写真で見るよりもひと回り大きなサイズに感じられます。







 本品は数十年前のフランスで制作されたヴィンテージ品ですが、未使用のまま保管されており、極めて良好な保存状態です。特筆すべき問題は何もありません。





本体価格 9,500円 販売終了 SOLD

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。



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