可愛いイエズスを膝に乗せたロカマドゥールの聖母 フランスの小さなメダイ 直径 13.4 mm


突出部分を除く直径 13.4 mm

フランス  1920 - 30年代頃



 表(おもて)面にロカマドゥールの聖母、裏面にロカマドゥールの風景を刻んだ小さなメダイ。





 表(おもて)面には中央にロカマドゥールの聖母子を浮き彫りにし、周囲にフランス語で「ノートル=ダム・ド・ロカマドゥール」(Notre-Dame de Roc-amadour ロカマドゥールの聖母)と記しています。「ロカマドゥール」の綴りがハイフンで分けられているのは、この地名が「アマドゥール (Amadour) の岩(roc)」に由来するためです。アマドゥールはこの聖地を開いた聖人の名です。

 ノートル=ダム・ド・ロカマドゥールはクルミ材に刻まれた中世の黒い聖母で、12世紀以来、数多くの巡礼者を集めてきました。高さ 76センチメートルとそれほど大きくありませんが、見る者に畏怖の情を起こさせる迫力を持っています。


(下) 参考画像 ノートル=ダム・ド・ロカマドゥール




 しかしこのメダイに表されたロカマドゥールの聖母子は、なんと親しみやすい姿をしていることでしょうか。母子が互いに見つめ合うことなく正面を向く体勢は実際の聖母子像と同じですが、女性らしい丸みを帯びた聖母は身近にいる生身の女性のようですし、幼子イエズスはというと、子供らしい丸顔をこちらに向けて、母の膝にちょこんと腰かけています。その様子はどこにでもいるフランス人の男の子のように見えます。半ば恐ろしげにさえ見える中世の聖母子像を、微笑ましい母子の姿に変えたのは、この作品を彫ったメダイユ彫刻家の、職人としての腕のみにとどまらない優れた芸術的センスが為せる技といえましょう。





 裏面に刻まれているのはロカマドゥールの風景です。現地の風景と比べると、実際の聖地のありさまを忠実に再現していることがわかります。




 本品のサイズは小さく、直径は 13.4ミリメートルしかありません。下の写真は実物の面積を百倍に拡大しています。定規のひと目盛は 1ミリメートルです。彫りが細密なだけではなく、前景の下部は手前に、上部は奥にあるように見え、また左奥の遠景は実際に遠くにあるように見えます。フランスのメダイユ彫刻家の技術は素晴らしいの一言に尽きます。








 本品は指先に載るミニアチュール作品ですが、小さなサイズゆえに、フランスならではの彫刻技術がいっそう際立ちます。コンディションです。突出部分がいくぶん磨滅していますが、細部はよく残っており、おyそ80年も前のアンティーク品としては問題無いコンディションです。





4,200円 販売終了 SOLD

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




ノートル=ダム・ド・ロカマドゥールのメダイ 商品種別表示インデックスに戻る

各地で崇敬される聖母のメダイ 一覧表示インデックスに戻る


フランスで崇敬される聖母のメダイ 商品種別表示インデックスに移動する

各地で崇敬される聖母像とイコンのメダイ 商品種別表示インデックスに移動する


聖母マリアのメダイ 商品種別表示インデックスに移動する

メダイ 商品種別表示インデックスに移動する


キリスト教関連品 商品種別表示インデックスに移動する



アンティークアナスタシア ウェブサイトのトップページに移動する




Ἀναστασία ἡ Οὐτοπία τῶν αἰλούρων ANASTASIA KOBENSIS, ANTIQUARUM RERUM LOCUS NON INVENIENDUS