ノートル=ダム・ド・パリの稀少なメダイ。一方の面にはこの聖堂に安置されている「パリの聖母」を浮き彫りにし、ラテン語で「アヴェ・レーギーナ・カエロールム」("AVE
REGINA CAELORUM." 「めでたし天の元后」の意)と刻まれています。
もう一方の面には西側入り口から見たパリ司教座聖堂ノートル=ダムが浮き彫りにされ、次の言葉がラテン語で刻まれています。1163年はノートル=ダム・ド・パリが定礎された年号です。
ECCLESIA PARISIENSIS BEATAE MARIAE MCLXIII パリの至福なるマリア教会 1163年
いずれの面にもフランスの高名なメダイ彫刻家、ラウル・ベナール (Raoul René Alphonse Bénard, 1881 - 1961)
のサインがあります。