クロワ・コプト (コプト十字) croix coptes

 コプト教会は古代以来の歴史を誇るエジプトのキリスト教会で、福音記者マルコによって当地に設立されたと伝えられています。ローマ時代のキリスト教徒迫害は北アフリカにおいてとりわけ苛烈を極め、コプト教会は最も多くの殉教者を出しました。アレクサンドリアの聖アポローニア(SANCTA APOLLONIA DE ALEXANDRA, + 249)は、その一人です。

 迫害時代のコプト教徒は、古代エジプトのアンク(ankh)を十字架の代わりに用いました。現在のようなコプト十字が用いられるようになったのは、ローマ帝国がキリスト教を公認して以降のことです。コプト十字の四つの枝、すなわち縦木の上半と下半、及び横木の右半と左半は、四人の福音記者を象徴します。各末端にある三つの突起は、三位一体を表します。各末端の突起を合わせると、十字架全体の突起の数は十二となりますが、この数は十二使徒を表しています。


 一点もの 職人芸術家の生が産み出す美 《呼吸するコプト十字》 重厚なエジプト製ヴィンテージ 54.4 x 46.0 mm 販売終了 SOLD

 ダヴィデの星とソロモン朝 エチオピア正教司祭のコプト十字 接吻を受ける祝福の十字架 失蝋法による一点もの 47.8 x 27.6 mm




クロスとクルシフィクス 商品種別表示インデックスに戻る

クロスとクルシフィクス 一覧表示インデックスに戻る


キリスト教関連品 商品種別表示インデックスに移動する



アンティークアナスタシア ウェブサイトのトップページに移動する




Ἀναστασία ἡ Οὐτοπία τῶν αἰλούρων ANASTASIA KOBENSIS, ANTIQUARUM RERUM LOCUS NON INVENIENDUS