バンドが時計本体と溶接されて一体型になっている場合は別ですが、ほとんどのアンティーク・ウォッチのバンドは、もとの所有者や販売店が取り付けたものです。たとえ時計会社のブランド名がバンドの裏側に印刷されているとしても、時計会社がバンドまで作っているわけではなく、バンドのメーカーに依頼してロゴを印刷させたというだけのことです。バンドは消耗品でもありますから、もともとその時計に取り付けられていた「オリジナル」のバンドであるかどうかにこだわる必要はまったくありません。時計を使われるかたの好みに合ったバンドを時計に組み合わせて楽しんでいただくのが、アンティーク・ウォッチとの正しい付き合い方です。

 当店ではアンティーク・ウォッチ用バンドの在庫も数多くご用意しております。時計本体と一体型になっているバンドでないかぎり、お好きなサイズ、素材、デザインのものに交換いたします。

 たとえば、バンドを取り付ける突起(ラグ)が12時側と6時側に一本ずつある「センター・ラグ」方式の女性用時計の場合、次のようなものがあります。

おしゃれな留め金式バンドの例。
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留め金式バンドを付けた時計。
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バネによる伸縮式バンド。着脱しやすく日常使用に便利です。おしゃれなデザインのものも多くあります。
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最も高級感のあるコード・バンド。右の時計のように、ラグ(バンドを取り付ける部分)が凝ったデザインの宝飾時計に、特におすすめです。バンドの黒がラグの細工を引き立てます。
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 このほかにもバネ棒式ラグの時計のための革バンドや金属製バンド、ワイアラグの時計のための専用バンドなど、豊富に取り揃えております。

 時計お買い上げ時のバンド交換にかかる料金は、当店の在庫の範囲内であれば原則的に無料です。また追加で購入いただくことも可能です。お気軽にご相談くださいませ。

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