【下】 イエズスの右(向かって左)は、手前が聖母マリア、奥が使徒ヨハネ。イエズスの左(向かって右)は、手前がマグダラのマリア、奥が聖母の姉妹であるマリア(クロパの妻)。四人の顔ぶれは「ヨハネによる福音書」
19章 25-27節に基づきます。
【下】 手前から順に、聖母マリア、使徒ヨハネ、イエズス・キリスト、マグダラのマリア、聖母の姉妹であるマリア(クロパの妻)。背景では天変地異が起こり、劇的な描写となっています。
【下】 十字架に架けられて約6時間後、「成し遂げられた」(ヨハネ 19:30)と言い、頭(こうべ)をがくりと垂れ、いままさに死にたもうた救い主イエズス・キリスト。
【下】 愛する我が子の刑死を目の当たりにし、座っていることさえできずに後ろに倒れ込む聖母。
【下】 倒れる聖母と、支えようとする使徒ヨハネ。
【下】 十字架に擦り寄ったまま涙も枯れ果てて放心するマグダラのマリア。
【下】 この作品を共作した彫刻家、I. ブロッホ (I. Bloch) と、E. ローゼンヴァルト (E. Rosenwald) の署名。
【下】 この作品は、この種の彫刻では最も大型の部類に属します。
I. ブロッホ及びE. ローゼンヴァルト作 カルヴェール 受難のイエズスを囲む群像
枠のサイズ 28 x 23 cm
彫刻(楕円形の部分全体)のサイズ 18.5 x 13 cm
フタンス 1880年代
丸彫りに近い立体的な描写が、あたかもイエズス受難の現場に居合わせるかのような錯覚を観る者に起こさせる大型の群像彫刻。この種の彫刻では最も大型の部類に属し、I.
ブロッホとE. ローゼンヴァルトの署名 (I. Bloch & E. Rosenwald) があります。
この種の作品は鋳型に流し込んで作ることができず、彫刻家が一点一点を手作業で製作しています。第二帝政期、カトリック信仰が復興した時代に、「悔悛のガリア」(GALLIA POENITENS) なるフランスが生み出した、優れた芸術作品といえましょう。
本体価格 168,000円
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