聖母の横顔を浮き彫りにしたクール 十五連のフランス製ロゼール 全長 920 mm


全長 92 cm

クルシフィクスのサイズ 43.2 x 23.5 mm (上部の環を含む)


フランス  1910 - 1920年代頃



 入手が非常に難しいロゼール(仏 rosaire 十五連のロザリオ)。二十世紀初めころのフランスで制作されたアンティーク品です。

 クルシフィクスは古い時代のシンプルな形状で、銀色の金属に黒い木を象嵌し、コルプス(磔刑像)を釘で打ちつけています。十字架の交差部裏面には、キリスト受難の象徴であるいばらの冠と、その内側に剣で刺し貫かれた聖母の聖心が釘で留めてあります。磔刑に処されたイエスの苦しみと、わが子の磔刑を見なければならなかった聖母の苦しみが一体となっています。

 ビーズは木製で、主の祈りのビーズは直径六ミリメートル前後、天使祝詞のビーズは直径五ミリメートル前後の球形です。

 センター・メダルはフランス語で「クール」(cœur 心臓)と呼ばれます。本品のクールは表(おもて)面に聖母の象徴である薔薇をあしらった十字架に聖母の横顔を重ね合わせ、裏面にはやはり聖母の象徴である白百合を浮き彫りにしています。表にはフランスの刻印 (FRANCE) とメーカーの刻印 (AP)、裏にはフランスの刻印 (FRANCE) があります。





本体価格 35,000円 販売終了 SOLD

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