見よ、天使のパンを 初聖体のカード
スクリーン・フォトグラヴュア 105 x 60 mm
1924年 フランス
スクリーン・フォトグラヴュアあるいは非常に高品質のタイポグラヴュアによる聖画のカード。
原画の作者はエティエンヌ・アザンブル (Etienne Azambre, 1859 - 1935) で、円形の画面に聖体を敬うふたりの天使を描いています。
聖体と天使を囲んで、薔薇の花が零れ落ちています。
薔薇はもともと 5枚の花弁を有し、イエズスが受難の際に負われた 5つの傷(両手足に打たれた釘の穴と脇腹の槍傷)の象徴です。
聖画の下にはフランス語で「見よ、天使のパン」(Voici le Pain des Anges.) と書かれています。
天使のパンとは
聖体のことです。
カードの裏面の印字によって、1924年 6月 24日に、ランスにあるサンタンドレ(聖アンデレ)教会で、少年が初聖体(初めての聖体拝領)を受けた記念のカードであることがわかります。
カードの版元はパリの老舗出版社ブアス=ルベル (Bouasse-Lebel, Paris) です。
(参考価格 3,500円)
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