プラハの幼子イエスのプチット・クーロンヌ 小さなロザリオ 白いアート・ガラスのビーズ製 全長 21 cm


ロザリオの全長 21 cm

突出部分を含むメダイのサイズ 縦 22.9 x 横 20.4 mm


フランス  20世紀初頭



 十字架形のメダイを使用したクラシカルな小ロザリオ。フランスにあったものですが、製造国の刻印はありません。





 メダイの中心にはプラハの幼子イエズスがあしらわれ、その周囲にフランス語で「聖なる幼子イエズスよわれらを祝福したまえ」(Saint Enfant Jésus, benissez-nous.) と記されています。裏面の中心にはイエズスを表すギリシア語のモノグラム、イオタ・エータ・シグマ (ihs) をあしらい、その周囲にフランス語で「プラハの幼子イエズスの十字軍」(Croisade de l'Enfant Jésus de Prague) と記されています。他の言葉はラテン語で、意味は次のとおりです。

  ET VERBUM CARO FACTUM EST. そして言葉は肉となった。

  V.R.S. (VADE RETRO SATANAS.) 悪魔よ退け。

  REX SUM EGO. 我は王なり。

  VIVAT JESUS. イエズスの生き給わんことを。

  A. R. T. (ADVENIAT REGNUM TUUM.) 主の御国の来たらんことを。


 「そして言葉は肉となった」は、ヨハネによる福音書1章14節の言葉です。「悪魔よ退け」は、イエズスが福音書において病者を癒す際の言葉で、司祭が悪魔祓いを行うときに使われます。「主の御国の来たらんことを」は、マタイ伝6章およびルカ伝11章にある主の祈りの言葉です。「イエスの生き給わんことを」は、フランソワ・ド・サール(フランシスコ・サレジオ St. Francois de Sale, 1567 - 1622)の言葉です。





 この小ロザリオにはセンター・メダルとして不思議のメダイが採用されています。このセンター・メダルは直線を多用した左右対称のアール・デコ様式で、20世紀初頭の信心具ならではのデザインです。

 メダイの材質は 2枚とも青銅または黄銅に銀めっきを施してあります。どちらも良いコンディションです。ビーズはミルク・グラス製で、ひとつひとつ手作りされているために形が少しいびつです。15個のビーズに破損や紛失はありません。保存状態は良好です。





本体価格 15,800円 販売終了 SOLD

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




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