時計に取り付けた例









横顔の聖母 天使に崇められる聖母子 青色エマイユのとても小さなメダイ 直径 8.1 mm


 突出部分を除く直径 8.1 mm

フランス  1940 - 50年代



 とても小さなサイズの円形メダイ。表(おもて)面にロマネスクの聖母子像、裏面に聖母マリアの横顔を浮き彫りにし、青色エマイユを施しています。





 聖母子はともに戴冠し、足下には雲が表されています。また聖母は幼子を左腕で抱いていて、自身は幼子の右(向かって左)に位置しています。すなわちメダイのこの面に表されている聖母は、被昇天のあと、天において戴冠し、イエズスの右に座す勝利の聖母です。同じく戴冠した幼子は、母のほうに顔を向けるよりもむしろ顔を前に向け、像を見る者をまっすぐ見つめています。母子が互いに見つめ合わずに正面を向くのは、ロマネスク期の聖母子像に共通して見られる特徴です。聖母子の両脇では天使が跪き、祈りの姿勢を取っています。

 商品写真は実物の面積をおよそ160倍に拡大しています。実際のメダイは直径およそ8ミリメートル、聖母子の顔の大きさは0.5ミリメートルほどですが、顕微鏡で拡大すると、表情や衣の刺繍も再現されていることがわかります。





 裏面に表されているのは、年若い少女マリアの横顔です。天を仰いで祈るかのように顔を斜め上に向けたマリアの姿勢は、天使ガブリエルに受胎を告知された際、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」(ルカ 1:38)と答えて、将来の全てを神に委ねた少女の姿でしょう。

 このサイズのメダイはアンティーク時計と組み合わせて使うことができます。






本体価格 4,500円 販売終了 SOLD

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




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