1月19日 木曜日

 チグラーシャです。






1月17日 火曜日

 今朝5時45分頃に、店の近くの教会で急に鐘が鳴り出しました。今日は阪神大震災の記念日でした。この震災では、特にデリケートな動物である猫をはじめ、たくさんの動物たちが恐怖ゆえに体調不良に陥って命を落としました。人間も困りましたが、動物たちにとっては困ったどころの話ではありません。常に知性というフィルターを通して物事を見る人間と違い、動物たちは直接的に恐怖を感じるからです。鐘の音を聴きながら、動物たちの冥福を祈りました。

 最近は体調不良で倒れることが多く、一週間のうち三日程度しか店を開けられていません。単なる疲労だと思っているのですが、なぜこれほど激しく疲れるのかわかりません。私はほぼ24時間店にいますが、24時間ぶっ続けで仕事をしているわけでもなく、過労のような症状が出るのは不思議です。ご来店の際は、営業しているかどうかご確認いただければと存じます。インターネットの通信販売は平常通り営業しています。


1月3日 火曜日

 年末にラテン語の本が一冊売れて、これからスコラ学の本を売りまくるぞ、と闘志を燃やしていたところ、「売れ始めたわけではなくて、たまたま一冊売れただけではないのか」という意見が寄せられました。しかしながら、今回販売した本は、ドイツ語をはじめとする近代語訳は入手可能ですが、ラテン語の原テキストが手に入らなくなっている非常に貴重なものなのです。パリ大学やルーヴァン大学に行けば閲覧できると思います。わが国では京都大学にあるはずです。しかし売っている店はどこにもありません。

 当店にはインターネットで世界中探しても手に入らない本がたくさんあります。そのことが広く知られるようになれば、本がコンスタントに売れ始めるはずです。たとえば下の写真はモワサック修道院史の専門書で、1936年にモワサックで出版されたものです。この本もどこを探しても手に入りません。モワサック修道院の歴史を研究する人ならば、のどから手が出るくらい欲しいはずです。

 この本は今日読み始めました。このような本を読んでいるとき、私は至福に浸ります。至福に浸りつつ読んで、正確な商品説明を書くために活用します。読み終わってすべて頭に入ったら、商品としてウェブサイトにアップロードする予定です。早めに欲しい方はお問い合わせください。

【下】 Francois Antic, "Moissac et son abbaye," Impremerie Moderne, Moissac, 1936 表題は「モワサックと修道院」ですが、比重はあくまでも修道院史にあります。




 元日の朝、家を出て仕事に向かおうとしたところ、急に胸の痛みを覚えて呼吸が困難になり、救急車で搬送されました。救急車に乗ったのは初めてです。先日から何回か倒れていますが、原因が分かりません。夜にようやく出勤して、にゃんこスタッフの看病を朝まで受け、なんとか良くなりました。

 今日の売り場の様子。隆志(左)と、ひろちゃん。



 商品写真を撮影していると、マウラが登ってきました。

 実物大



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