4月30日 水曜日

 ひろちゃんが隣のマンションに住んでいるらしいにゃんこと話をしているところ。このにゃんこは毎晩階段を上がって当店の前までやってきます。店内に入ってくれても構わないのですが、非常に怖がりで、私ともまだ友達同士になっておらず、近づくと逃げてしまいます。自宅にいる家庭内ノラねこ、りりちゃんに、色も体格もたいへん似ています。昨日撮影。




 向かって左から順に、ひろちゃん、アンジェリカ、げんちゃん。今日撮影。



 大晦日、元日と並び、ゴールデン・ウィークは年間を通じてお客様がいちばん少ないときです。ゆっくり品定めなさりたい方はどうぞご来店くださいませ。


4月25日 金曜日

 店主とラブラブのほーちゃんは、店主が電話を使っているとシャツの袖口やずぼんの裾に噛み付いたりして「早く切って!」とアピールします。そうやって店主の気を引いて、自分だけに目を向けさせようとするのですが、今日はなんと店主が電話をしているそばで、整理していた時計部品を食べてしまいました。1920年代製スイス時計の天真という部品です。2〜3ミリメートルのごく小さな部品で、散薬用カプセルのような容器に数個ずつ入っているのですが、そのカプセルを4個か5個呑み込んだようです。

 ほーちゃんの体は大丈夫だと思います。天真も鋼鉄製ですから消化はされずに、おそらく明日あたり、そのまま出てくると思います。別作すれば1個 15,000円として30万円分ぐらいの部品ですので回収したいのはやまやまなのですが・・・。野生動物の食性調査のように、割り箸とビーカーとガラス棒を使って・・・そのあとのことはあまり考えたくありません。

 昨日のほーちゃん


4月24日 木曜日

 当店のにゃんこたちの間には流行やマイ・ブームがあって、最近のトレンドは宝石の陳列棚の上で昼寝をすることです。ドア越しに見える正面に 1890年代頃のマホガニー製大型キャビネットを置いているのですが、ぐみちゃん、たかし、ひろちゃんの3にんがその上で寝ていることがよくあります。

 ドアのガラス越しに見たところ。

 向かって左からたかし、ひろちゃん、ぐみちゃん。

 ドアを開けると、右のふたりが面倒くさそうに頭を起こしました。

 こっちを向いて寝そべっていることもあります。向かって左からひろちゃん、たかし、ぐみちゃん。

 当店の客層と合わない方が来店されないように、高価な宝石の棚をわざといちばん目立つ位置に置いてできるだけ入りづらい雰囲気にしているのですが、最近この棚がにゃんこのトレンディー・スポットになり、宝石の威圧効果がかなり減殺されたような気がいたします。


4月22日 火曜日

 今日の昼食は、ハンター坂のインド料理店に行ってきました。マンションの一室でインド人ファミリーが営業しているレストランで、料理に肉を一切使いません。私は菜食主義者なので、外食のときは肉由来のブイヨンや調味料を使った料理を口にしないように細心の注意を払いますが、注文したメニュー自体に肉を使っていなくても、同じ調理場で肉を扱っていれば、微量の油滴などが混入する可能性も皆無ではありません。そのような理由で、ハンター坂のインド料理店は私が安心して食事を楽しめる数少ない店です。

 更新情報で追加を告知する商品が最近少ないですが、実際は毎日かなりの点数を追加しています。このところは時計部品のように専門的な商品を中心に追加していますので、更新情報で告知しておりません。
 最近はアメリカ製懐中時計の天真を中心に更新を進めています。更新作業は現在で半分くらい完了しました。ひととおり終えるにはあと一、二週間かかりそうです。


4月21日 月曜日

 ほーちゃんと一緒に調べ物をしていると、だんだん眠くなってきました。しばらく睡魔と闘いましたが、もう限界です。



 春の昼下がり、店主もにゃんこもみんな仲良く、思い思いの場所で気絶しています。


 本日午後7時28分頃の店内です。

 げんちゃんは目を覚ましています。

 ほーちゃんも起きています。

 ぐみちゃんとひろちゃんは睡魔に襲われています。

 たかしはお気に入りの場所(宝飾時計の陳列棚)でくつろいでいます。

 アンジェリカのお気に入りの場所はカウンター内にあります。


4月18日 金曜日

 最近あったこと。(順不同)

・店の外の階段室で、近所のにゃんことすれ違いました。最近よく会います。

・床掃除をした雑巾を洗っていると、透明の赤いものが流しに落ちました。にゃんこがおもちゃにしているスーパーボールの破片か何かだろうと思い、気にせず放っておいたのですが、なかなか流れてゆきません。水を多めに出しましたが、それでも流れませんでした。スーパーボールの破片がこんなに重いはずはないと不審に思ってつまみあげると、ルビーでした。流れなくてよかったです。

・朝方、顔の横に白いふわふわがあるのに気付きました。温かくていい気持ちです。まどろんだまま、どうしてこんなところにオーケナイトがあるのかなとぼんやり考えていましたが、目が覚めると、しろくろちゃんでした。

 オーケナイト 1,500円
 しろくろちゃん。たいてい舌を出しています。非売品。

 今日撮った写真。店内の花と、夜の店内。









 げんちゃん(向かって左)と、たかし(右)

 手前にいるのがげんちゃん。売り場の床にいるのは手前から順にひろちゃん、たかし、アンジェリカ。


4月16日 水曜日

 大阪に住んでいるにゃんこ友達のおばあさんから当店に電話があり、世話している野良猫の声は聞こえるけれど姿が見えない、どこかに閉じ込められているのではないかということでしたので、出動してまいりました。店に帰ると午前0時頃で仕事があまり捗りませんでしたが、にゃんこの居所を突き止めることができたので行った甲斐がありました。

 大阪にはカメラを望遠鏡がわりに持っていったので、写真を何枚か撮りました。

 おばあさんの亀が冬眠から目を覚ましかけているところ。

 猫の救出作業中、背後に気配を感じて撮った写真。おおっ。にゃんこが写っている。

 神戸に帰って、店の近所にある公園を撮った写真。モニタで確認すると、画面中央に大きくにゃんこが写っていることが判明。

 店のところまで帰ってきて、隣のマンションの植え込みを撮った写真。おおっ。これはもしかしてにゃんこでは・・・。

 本当に、どこにでもにゃんこがいます。


 店でにゃんこを撫で回して、出勤途中に買ったかつおぶしをやりました。自宅のにゃんこ用のかつおぶしを、店のにゃんこに食べられないように店のドアの外に置いて、1時過ぎまで仕事をしました。そろそろ帰ろうと店のドアを開けると、さきほど撮影したのと同じにゃんこの後姿が。かつおぶしをセルフサービスで食べていたようで、上手に開封していることにびっくりしました。よくできたね。こんど会ったらほめてやります。

 トアロードの石畳にはかつおぶしがよく似合います。


 ひろちゃん。昨日撮影。

 今日のぐみとたかし。


4月14日 月曜日

 当店は今週からサマータイムに移行し朝10時から営業しているために、スタッフの間に眠気が蔓延しています。ほーちゃんもオフィス・ワークをしながら、つい舟を漕いでいます。舌をしまい忘れるほどの強烈な眠気です。






 お客様が春の花束をくださいました。店内がぱっと明るくなります。






4月12日 土曜日

 ウェブサイトのはじめのページでも告知いたしましたが、明日から営業時間を変更いたします。これまでの営業時間は正午から夜9時まででした。明日からはこれを午前 10時から夜8時か9時頃までとし、開店時間をだいたい守る予定です。古本屋やジュンク堂に行くのも極力我慢いたします。
 ただし営業開始前に所用で一旦外出しなければならないことが週に1度か2度はありますので、そのような日は正午頃の開店となります。

 今日、お客様に宝石をお見せしていてふと足下を見ると、げんちゃんとひろちゃんが夢中で遊んでいました。「何かで遊んでいますね」と話して商談に戻り、にゃんこのことはそのまま忘れていたのですが、お客様が帰られてもげんちゃんはまだ遊んでいます。よく見ると、ブルーのスター・サファイアです。カボション・カットですからよく転がって余計に面白いのでしょう。
 にゃんこの目には赤は綺麗に見えないのですが、ブルーはよく見えるそうです。宝石好きのげんちゃんも、もしかしたらブルーの石がいちばん好きなのかもしれません。


4月9日 水曜日

 店から見えるトアロードの街路樹がすっかり葉を茂らせました。わずか数日間の変化がたいへん大きいことに感心いたします。

 3月27日に撮影

 同じ木を4月3日に撮影

 同じ木を4月9日に撮影


4月8日 火曜日

 昨日と今日も仕事を抜け出して京都に行きました。店に帰るとにゃんこアートが転がっていました。

 untitled, paper, 85 x 85 x 115 mm (2008)

 ここ数ヶ月京都に行っておらずどうしても行きたかったのですが、これでしばらくは大丈夫です。

 先月写した写真。げんちゃんとたかし。


4月5日 土曜日

 昨日は仕事を抜けて京都に行ってきました。京都に行ってすることはいつも決まっていて、古本屋さんに行くこととにゃんこを探すことです。ちなみにこのふたつの目的は京都に行く場合にかぎらず、東京でも大阪でもどこに行く場合も同じです。ただ京都に関しては、長く住んでいたせいでにゃんこスポットが頭に入っていますからたいへん便利です。

 下の写真は昨日の収穫です。七条壬生川あたりの米屋さんにいたにゃんこで、米袋の上に座っています。京都における私の主な縄張りは左京ですので、下京でのにゃんこ探しには探検にも似た興奮があります。




 寺町六角付近で出会ったにゃんこ。自宅の猫「しろくろちゃん」に似ています。




 いちばん会いたかったにゃんこ、アンドロメダです。この子に会えたときは感激のあまり泣きそうになりました。里子に貰いたいと考えています。左京区田中東春菜町にて。




 京のにゃんこを満喫して店に帰ると、外の階段で近所のにゃんこに会いました。




 店にゃんこたちの出迎えを受けてしばらく共に時を過ごし、帰宅後は自宅のにゃんこたちにまみれて眠りました。

 少し前の写真。


 自宅には十数人のにゃんこがいます。

 自宅にゃんこのひとり、みかんちゃん。嵯峨(京都市右京区)出身。

 自宅にいるちろりん。住吉(神戸市東灘区)出身。

 ディスカバリー・チャンネルで「人間のいるところどこにでも、猫はいます。」と言っていましたがまったくその通りで、ほんとうにどこに行ってもにゃんこがいます。


4月2日 水曜日

 トアロードに面した窓から見える木がたいへんな勢いで芽吹いて、やわらかい若葉をたくさん付けました。つい一週間か10日ほど前には固い芽にしか見えなかったのに、驚くばかりの生命のはたらきです。今年は思いつかなかったのですが、来年の春は一日に一枚ずつ、芽吹きの写真を撮ろうと思います。


 今日のほーちゃん。私がお客様と話していると、少しでも目立つように近くの台に乗り、会話に加わります。




 きのうのひろちゃん。ひろちゃんの背が届く範囲は、かすみ草の花が無くなってしまいました。




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