菱マンガン鉱 (ロードクロサイト) rhodochrosite

MnCO3 三方晶系
モース硬度 4付近
屈折率 1.820(常光線)、1.600(異常光線)  比重 3.45 - 3.70

 英語名ロードクロサイトは「薔薇の色の石」という意味のギリシア語です。第二次世界大戦の少し前にサン・ルイス(アルゼンチン)にある13世紀の銀鉱跡から採掘された石が工芸用に使われたのが最初で、インカの薔薇という意味の「ロサ・デル・インカ」(ロジンカ、インカ・ローズ)という別名で呼ばれることもあります。ロードクロサイトの結晶は石筍様に成長するため、マラカイト(孔雀石)に見られるのと同様の層状構造を観察することができます。

 アルゼンチン以外の主な産地は北アメリカ(コロラド、モンタナ等)で、他にルーマニア、ハンガリー、インド中央高地、フライブルク(ザクセン)に産出します。

 ロードクロサイトは不透明ですが、1974年にカラハリ砂漠で透明な石が発見されました。特に50カラット以上のクリアな石は、その希少性ゆえに、カラットあたり最高 50ドル(5,000円)もの高値で取引されています。
 

 faceted bead 18.35 cts 販売終了 SOLD

 slab 160.00 cts

 slab 162.50 cts

 slab 200.00 cts

 boulder 432.50 cts 販売終了 SOLD



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