アイ・ラブ・キャッツ 猫が好き。 《十四金無垢の彫金ペンダント 23 x 12 mm》 手作業の彫金による愛らしい作品 アメリカ 二十世紀後半


猫と文字の部分のサイズ 縦 12 x 横 23 mm  上部に突出した環の長さ 7 mm   重量 1.1 g



 アイ・ラブ・キャッツの文字の上で戯れる三匹の猫のペンダント。めっきではなく無垢の十四カラット・ゴールド(十四金 純度14/24のゴールド)で制作されています。本品はフランスにあった品物ですが、金合金の純度から判断して、おそらくアメリカ合衆国で制作されたものであろうと思われます。





 木槌で叩いて箔になることからもわかるように、金は非常に軟らかい金属で、純金(二十四金)でジュエリーを作ると実用的な強度を確保できません。それゆえ金は他の金属と合金にすることで、実用に耐える強度を確保します。

 金合金の標準的な純度は国によって異なります。わが国で十八金という言葉をよく耳にするのは、我が国における金合金の標準的純度が二十四分の十八だからです。フランスやスイスでも十八金が標準的な金合金です。アメリカ合衆国では十四金が標準です、イギリスでは九金が、カナダでは十金がよく使われます。




 各種金合金の中で、九金と十金は硬さの点で最も優れていますが、金以外の金属が多く混ぜられているために、長く放置すると変色することがあります。指輪のように常に他の物と擦れ合う場合は丈夫さが求められますし、他の物との接触により自然に研磨されて、純度が低い金合金でも変色は起こりません。しかるにペンダントは他の物と擦れ合うことが少ないので、九金や十金で作ると変色が起こりがちです。しかるに十四金は変色を起こしませんし、丈夫さの点でも十八金に勝るので、変形しにくい長所があります。





 本品ペンダントにおいて、猫と文字の部分は打刻と打ち抜きで成型後、グレイヴァー(英 graver 彫刻刀)による手作業で彫金を加えています。猫と文字の部分は半つや消しに仕上げられていますが、彫金部分がキラキラと輝くアクセントになり、遊ぶ猫のモティーフに躍動感を与えています。





 上の写真は本品を男性店主の手に載せて撮影しています。女性が本品の実物をご覧になれば、写真で見るよりもひと回り大きなサイズに感じられます。







 本品は遊び心あふれるデザインですが、めっきではない金無垢製品ですので、どのような場においても末永くご愛用いただけます。十四カラット・イエロー・ゴールドの黄色みは十八金ほど強くなく、洗練されて上品なシャンパン・ゴールドです。そのため銀色のジュエリーを主に愛用されている方にも、本品は違和感なくお使いいただけます。





本体価格 31,500円

電話 (078-855-2502) またはメール(procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp)にてご注文くださいませ。




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