一点もの　金無垢の大型ペンダント　「マリアのM」　上品なシャンパン・ゴールド　直径 22.7ミリメートル　メキシコ製


突出部分を除く直径　22.7 mm　　重量　3.01 g

　一点ものと思われる大きなペンダント。アルファベットの「エム」(M) を模（かたど）ります。百円硬貨（直径 22.6ミリメートル）とほぼ同じサイズがありますが、めっきではなく無垢の14カラット・ゴールド（十四金　純度14/24のゴールド）で制作されています。およそ三グラムの重量があり、手に取ると心地よい重みを感じます。





　文字を模ったジュエリーは、ほとんどの場合、「打刻」、「一体成型」、「板状部品の打ち抜き」、「ワイア状部品の折り曲げ」のいずれかの方法で制作されます。本品も「エム」(M) の文字は一体で成型されています。しかしながら「エム」を取り巻く環状部分は、非常に細かい多数の部品を使って組み立てられています。

　この部分を観察すると、六十六個のリンクが同数のピンによってチェーン状に連結されていることがわかります。ピンの両端には金の小球を溶接しています。「エム」の文字は環状に閉じた枠にちょうど内接し、ペンダント上部にはホタテガイ形のベイル（チェーンを通して吊り下げるための金具）が溶接されています。

　チェーンを環状に閉じただけでは自在に変形してしまい、綺麗な円形を保つことができないはずです。しかしながら本品は完全な円形を保っています。「エム」の文字が枠に内接する点は五か所あります。チェーン状の枠はこれら五か所で「エム」と溶接されることで、形を保持していると思われますが、多少の力を枠に加えても、リンクは全く動きません。私はジュエリーや宝飾時計をこれまでに多数扱いましたが、本品のような細工は初めて目にしました。どのような手順で作ったのか不思議でなりません。





　本品は裏面も表（おもて）面と同様の丁寧さで仕上げられています。ベイル裏の小プレートに "14KTG"（14カラット・ゴールド　十四金）、"MEXICO"（メキシコ）の刻印があります。メキシコはカトリック国ですから、「エム」は聖母マリアの頭文字でしょう。「マリア」をはじめ、自分の名前が「エム」で始まる人にとってはイニシアルのペンダントですし、大切な人のイニシアルのペンダントとしてもご愛用いただけます。また誰かの名前と関連付けなくても、聖母マリアの加護を願うペンダントとして、どなたにもご愛用いただけます。





　本品は細かい手作業で制作された本格的な工芸のファイン・ジュエリーです。百円硬貨相当の大きなサイズで、ある程度の重みがありますが、透かし細工は視覚的に軽やかであり、肌の色やどのような服装の色ともよく馴染みます。洗練されて上品なシャンパン・ゴールドは、ふだん銀色のジュエリーを愛用されている方にも使い易く、末長くご満足いただけます。

本体価格　48,800円　販売終了　SOLD

電話 (078-855-2502) またはメール（procyon_cum_felibus@yahoo.co.jp）にてご注文くださいませ。




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